課題名 | 野菜等農作物のダイオキシンによる汚染機構の解明(98) |
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課題番号 | 86 |
研究機関名 |
農業環境技術研究所 |
研究分担 |
資材動態・農薬管理研 資材動態・(科長) |
研究期間 | 止11~12~(13) |
年度 | 2000 |
摘要 | ダイオキシン類含有濃度が異なる2種類の土壌を用いてカボチャを栽培し、カボチャの部位別におけるダイオキシン類の濃度を定量した。カボチャの果皮を含む果肉、果皮を除く果肉でのダイオキシン類の濃度差に大きな差が認められないことから大気の影響より土壌中のダイオキシン類の吸収・移行の可能性が示唆された。また、異性体解析から土壌中ダイオキシン類の濃度がそのままカボチャ体内には反映しないことが分かった。ダイオキシン類の4~8塩素体中、分子量及び塩素数が少ないダイオキシン類がカボチャ体内に比較的に移行しやすいことが明らかになった。なお、本課題は独立行政法人農業環境技術研究所に引き継ぐ。 |
カテゴリ | 病害虫 かぼちゃ |