| 課題名 |
衛星画像と植物生長モデルによる水田の広域モニタリング(177) |
| 課題番号 |
145 |
| 研究機関名 |
農業環境技術研究所
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| 研究分担 |
環境管理・隔測研
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| 研究期間 |
完9~11~12 |
| 年度 |
2000 |
| 摘要 |
11年度までに、気象データと水稲生育モデルから衛星画像に対応した生育情報画像を作成するシステムを構築し、衛星観測データと生育シミュレーション結果を比較検証、結合利用することを可能にした。利根川下流の水田単作地帯(東西約40km,南北約20km)をテストサイトとしてとりあげ、稲の全生育期間を通したモニタリングを試みた。本モニタリング手法により、作付け時期・品種の異なる2種類の水田を識別することができた。12年度は、タイ国・チャオプラヤーデルタ全域(約200x200km)・1996/97年度乾季作全体を解析対象として、作付け・生育評価を試みた。NOAA時系列データから、乾季の大半をカバーする植生変動情報が得られた。これを基に土地利用分類・水稲作期分類を行い、乾季作水田の作付け分布図を作成した。作付け強度(乾季作付け面積全体に対して、ある期間中に作付された面積の割合)を計算し県別統計データと比較したところ、精度の高い一致が見られ、作付け概況を捉えることができた。得られた作付け開始情報を基に水稲生育シミュレーションを実行し、収穫強度について統計値と比較したところ、これも一致が高かった。ただし、作期が遅い地域については、収穫時期がシミュレーションの推定値より遅れて幅広く分布する傾向が見られた。現実の生育が、品種や生育条件の違いによってばらついている状況を反映していると考えられる。
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| カテゴリ |
管理技術
水田
水稲
ばら
品種
モニタリング
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