農耕地からの表面流去水の発生に関わる土壌要因の解明とMIの策定(233)

課題名 農耕地からの表面流去水の発生に関わる土壌要因の解明とMIの策定(233)
課題番号 197
研究機関名 農業環境技術研究所
研究分担 環境資源・土壌保全研
研究期間 完8~12
年度 2000
摘要 農耕地からの水食による土壌侵食量を推定するための土壌要因と作物要因のマクロインディケータを策定することを目的とした。そのため,汎用土壌流亡式(USLE)におけるK,C,P値を土壌環境基礎調査や地力変動観測調査から求め,その値の妥当性を現地調査等から検討した。その結果,土壌群別のK値は,粗粒質の砂丘未熟土や有機物含量の高い黒ボク土が0.01台と低く,細粒質の台地土や低地土は0.04~0.07,褐色森林土や赤・黄色土は黒ボク土と低地土の中間の0.02~0.03であった。また,牧草のC値は0.0017と最も低く,コムギが0.16であり,陸稲は0.27,カンショやバレイショなどのイモ類,ダイズ,野菜などはそれよりも高く0.3~0.4であった。しかし,永年作物のミカンは0.17,チャはマルチや横ウネ栽培のため0.03と低かった。また,P値は畑作物の横ウネが0.32,ミカン園の草生帯が0.13,テラスが0.17であった。USLEによる土壌侵食予測値は実測値よりも高いが,国土資源式の予測値よりもばらつきは小さく,圃場レベルではUSLEが有効であることが確かめられた。さらに,流域レベルの侵食量は,圃場ごとに計算したUSLEでは年間132t,国土資源式では299tと国土資源式では多めであったが,約250mメッシュの地形データを利用した国土資源式では149tであり,USLEに近い値を示した。
カテゴリ かんしょ 管理技術 管理システム 大豆 土壌環境 ばれいしょ 陸稲

こんにちは!お手伝いします。

メッセージを送信する

こんにちは!お手伝いします。

リサちゃんに問い合わせる