| 課題名 | 家畜病原細菌抗原のDNAワクチン作出のためのプラスミド構築(152) |
|---|---|
| 課題番号 | 111 |
| 研究機関名 |
家畜衛生試験場 |
| 研究分担 |
製剤・(上席) 製剤・製剤工学研 |
| 研究期間 | 完11~12 |
| 年度 | 2000 |
| 摘要 | 病原因子等の遺伝子をコードするDNAを投与し、動物体内でタンパク質を発現させ、それを抗原として免疫能を付与する、いわゆるDNAワクチンに適した哺乳動物細胞用の遺伝子発現ベクターを構築した。本研究は家畜衛生上および公衆衛生上問題視される腸管出血性大腸菌O157:H7株の有する腸管接着因子インチミンγ1を対象とした。まず大腸菌ゲノムからPCR法により本遺伝子を単離し、塩基配列の確認を行った。その後、腸管への接着に必須と考えられるカルボキシル末端側領域をコードする配列を哺乳動物用発現ベクターpcDNA3.1/Zeoに挿入してCOS7細胞に導入したところ、抗インチミン抗体を用いた免疫染色により細胞内で目的タンパク質の発現が確認された。免疫用抗原としては細胞外への発現も必要と考えられることから、次いで本遺伝子の全長および上記のカルボキシル末端側領域に相当する遺伝子をイムノグロブリンκ鎖分泌シグナルの下流に組み込んだ発現ベクターを構築した。これをCOS7細胞に導入して目的タンパク質の分泌発現を検討したところ、培養液中に予想される大きさおよび抗原性を有するタンパク質の発現が認められ、細胞内および細胞外への異なる発現様式を有する2種のインチミン発現ベクターが構築された。 |
| カテゴリ | 病害虫 飼育技術 防除 |