課題名 | 牛の放牧衛生対策に関する経済評価法及び地理情報システムの開発(179) |
---|---|
課題番号 | 130 |
研究機関名 |
家畜衛生試験場 |
研究分担 |
総合診断・疫学研 細菌寄生虫・原虫病研 |
研究期間 | 止10~12~(15) |
年度 | 2000 |
摘要 | 平成9年度に入牧された全国の乳牛の未経産牛の放牧場(86カ所)を対象に、アンケートを用いて調査を行った。放牧場の面積、放牧頭数、放牧日数、放牧牛の平均日齢、ダニの汚染度など放牧場に関する各種要因とピロプラズマ病(ピロ病)発生実態及び増体や受胎率などの生産性との関係を調査した。解析には重回帰分析などを用いた。その結果、ダニの汚染度が高いほどピロ病の発生率や治療の頻度が高くなり、放牧日数が長いほどピロ病の治療の頻度が高くなり、単位動物の放牧面積が小さいほど受胎率が低くなることが分かった。さらに得られたデータを用いて全国の放牧場の分布とダニの汚染状況を、地理情報システム上に表現することができた。(研究機構-動衛研) |
カテゴリ | 病害虫 管理システム 飼育技術 乳牛 評価法 防除 |