課題名 | 個体、集団レベルにおける近交退化発現機構の解析(44) |
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課題番号 | 37 |
研究機関名 |
畜産試験場 |
研究分担 |
育種・計量育種研 生理・生体機構研 育種・家畜ゲノム (生物研) |
研究期間 | 止11~12~(13) |
年度 | 2000 |
摘要 | SPFで系統造成されているデュロック種雌豚について,全きょうだい雄と血縁のない雄との混合精液により人工授精を行って同腹で近縁・遠縁の子豚を生産し,発育特性と血液成分特性を明らかにした。生産頭数では近縁子豚が遠縁子豚よりも少ない傾向が見られた。生時体重では近縁と遠縁の間に有意差がなかったが,1ヶ月齢及び2ヶ月齢における体重では,近縁子豚は遠縁子豚よりも小さかった。2ヶ月齢時の体長,前肢肢骨長においても同様の差が見られた。血液成分では,生時のヘマトクリット値,無機リン及び2ヶ月齢時の総タンパク量,アミラーゼにおいて近縁の値が小さく,2ヶ月齢時の総コレステロールでは近縁の値が大きかった。本課題は農業技術研究機構畜産草地研究所で継続する。 |
カテゴリ | 育種 くり 豚 |