| 課題名 | 豚のフィールドデータを活用した育種システムの開発(45) |
|---|---|
| 課題番号 | 38 |
| 研究機関名 |
畜産試験場 |
| 研究分担 |
育種・計量育種研 (日本種豚登録協会) (全農飼料畜産中研) |
| 研究期間 | 完9~12 |
| 年度 | 2000 |
| 摘要 | 豚の効率的育種をおこなうためにフィールドデータを利用した総合的な育種システムの開発を目的とした。フィールドデータのランドレース種の産子検定成績から推定した、一腹生産頭数と3週齢腹総体重の遺伝率はそれぞれ0.08、0.11であった。また農場間の血縁関係は低く、全くほかと血縁がない農場が存在した。この状況では農場間を越えた評価は困難であると考えられた。フィールドデータでは品種、性、季節などの種々の要因が繁殖成績や産肉成績に影響を及ぼしており、豚の遺伝的能力を評価するにはそれらを考慮したモデル式の構築が必要であることが明らかとなった。性別で求めた1日平均増体量の遺伝率は、雌が雄よりもやや低いが、性により異なる形質としたモデルの育種価と性を母数効果としたモデルの育種価の相関は非常に高かった。初期パラメータとデータから推定したパラメータを用いた場合では、推定パラメータを用いた場合が遺伝的趨勢の変化は大きいが、相対的に違いはなかった。農場を越えた評価法を検討するために、サイアモデルの正確度を計算するワークシートを開発した。フィールドデータをもとに農場を越えて評価をおこなう場合、リファレンスサイアと集合検定場をともに利用すること、精液交流により複数の育種場で共同で育種を行うこと、および中核育種集団の改善には増殖集団の情報を育種集団にフィードバックする方法が有効なことが明らかとなった。 |
| カテゴリ | 育種 繁殖性改善 評価法 品種 豚 |