課題名 | 豚における栄養制御による窒素・リン排出量の低減技術のシミュレーション(126) |
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課題番号 | 111 |
研究機関名 |
畜産試験場 |
研究分担 |
栄養・中小家畜研 |
研究期間 | 止9~11~(12) |
年度 | 2000 |
摘要 | 1997年の豚飼養頭数上位9自治体の,豚生産者1件あたり,糞尿中への1年間に排泄される窒素量とリン量を計算し,47都道府県の平均値と比較した.豚生産者1件あたり排泄糞尿中の窒素とリン量が全国平均以下であるのは,茨城県だけである.豚生産者が大規模化することにより,将来,排泄窒素量とリン量処理費用が生産者の経営を圧迫する可能性があり,鹿児島・青森などが国内豚生産地として,豚飼養頭数を維持するためには,生産費に占める窒素とリンの処理費を下げる必要がある.現在の国内豚出荷全国1位と2位の鹿児島と宮崎では,窒素還元量とリン量も全国2位と1位であり,耕地へ還元する以外の方法を採用しない限り,飼養頭数の増加は困難である. |
カテゴリ | 管理技術 経営管理 出荷調整 大規模化 豚 |