昆虫の効率的飼育管理のための虫体特性の解明(144)

課題名 昆虫の効率的飼育管理のための虫体特性の解明(144)
課題番号 107
研究機関名 蚕糸・昆虫農業技術研究所
研究分担 機能開発・増殖工学研
研究期間 完11~12
年度 2000
摘要 昆虫工場等に供給する大量のカイコ幼虫の飼育管理を機械化するのに必要な基礎的知見を得るために5齢のカイコ幼虫について,外的刺激に対する反応,ストレス耐性,カイコ幼虫の形状等の各種生体的特性の把握を試みた。その結果,1)幼虫腹脚等が物にしがみつく力である「把握力」を測定する装置を定速引張機,デジタル式の張力計,パソコン等から試作し,カイコ幼虫脚把握力の能率的な自動測定とデータの記録・解析が可能になった。また測定された最大把握力は,雌雄ともに除沙網が常に金網を上回り,5齢経過とともに3.8~176gと変動していた。2)DC20Vの電気刺激に対し,カイコは体をくねらせる拒絶反応と微量の吐液をしたが,加圧空気中に5分間入れたカイコは6kg/平方センチでも高圧の影響が認められなかった。3)カイコの形状を真上や正面からデジタル式スチールカメラ,ビデオカメラで撮影し,この画像をパソコンで画像計測ソフトにより簡便に1mm程度の精度で計測できる見通しを得た。さらに得られた成果は,今後,カイコ飼育管理の機械化を推進する基礎データとして利用が可能である。
カテゴリ カイコ 機械化

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