イチゴ野生種の新香気特性利用技術の開発(242)

課題名 イチゴ野生種の新香気特性利用技術の開発(242)
課題番号 213
研究機関名 野菜・茶業試験場
研究分担 久留米・栄養繁殖研
研究期間 完6~9~(12)
年度 2000
摘要 Fragaria属2倍性野生種(F.vesca, F.nilgerrensis)の優れた香気特性の育種的利用を図るため、栽培イチゴ(8倍性)との間に作出した果実形質の優れる複倍数性種間雑種選抜系統(10倍性、久留米IH1~3号)の食品としての利用適性及び栽培適性を明らかにした。また、栽培イチゴへの戻し交雑後代における香気特性や果実形質に関する選抜手法を開発し、野生種型香気特性を保有した生食適性に優れる系統の選抜を進めた。ジャム・ソース加工(低温濃縮法:65℃)適性試験では、3系統とも野生種由来の特異な香気が認められた。また、‘久留米IH1号’の栽培イチゴ(北の輝、さちのか)への戻し交雑系統からモモ類似の香気を有し、肉質がある程度改善された5系統を選抜するとともに、倍数性を解析した。今後は選抜した5系統について、系統及び生産力検定試験を継続する。
カテゴリ 育種 いちご 加工 加工適性 高品質生産技術 品種 もも

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