| 課題名 | トマト果実の成熟関連遺伝子の制御技術の開発(259) |
|---|---|
| 課題番号 | 226 |
| 研究機関名 |
野菜・茶業試験場 |
| 研究分担 |
生理生態・輸送貯蔵研 (名古屋大) |
| 研究期間 | 完9~12 |
| 年度 | 2000 |
| 摘要 | 9年度は、果実内部ガス捕集装置を作成し、ACS2遺伝子組換えトマトと、非組換えトマトの果実内部のエチレン濃度を明らかにした。また、導入遺伝子の発現を確認した。10年度は、2種類のエチレン受容体遺伝子を単離し、組換えトマトと、非組換えトマトの成熟に伴う発現パターンの変化を明らかにした。11年度は、カロテノイド合成に関与する3種の酵素遺伝子(Psy, Pds, Lcy)を単離し、組換えトマトと、非組換えトマトの成熟に伴う発現パターンの変化を明らかにした。12年度は、ACS2遺伝子組換えトマトを樹上成熟させると、催色期から6日後にはオレンジ色になるが、緑熟期に収穫し、追熟させた果実は、果肉にリコペンの生成が見られず、黄色になることを確認した。非組換えトマトの場合、樹上果と収穫果は、両方とも、催色期から6日後には赤色となった。組換えトマトの果実を緑熟期に収穫し、催色期にエチレン処理すると、赤色まで達するが、催色期から6日後にエチレン処理しても、リコペンの生成は認められなかった。このときのカロテノイド合成関連遺伝子の発現を調べ、Pdsが、この現象に関与している可能性を示すデータを得た。これらの知見は、トマトの品質保持のための基礎的データとして活用できる。 |
| カテゴリ | 鮮度保持技術 トマト 品質保持 |