課題名 | 中山間地域の豪雨災害防止のための農地及び水利施設の適正管理方法の解明(6) |
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課題番号 | 6 |
研究機関名 |
農業工学研究所 |
研究分担 |
農村・施設管理研 |
研究期間 | 止12~(13) |
年度 | 2000 |
摘要 | 12年度は東北及び九州に試験流域を設定し、流量観測、実態調査及びモデルによる試算を行った。その結果、各試験地区の日最大降雨は大きく異なる特徴があり、■耕作地の流出は放棄地に比べ、ピーク流出高が高くピーク後急激に逓減する傾向があること、■農地は放棄直後は落水口が拡大、畦畔が摩耗するが5年以上経過すると安定する傾向があること、■事例地区の放棄地では放棄後5~10年が経過しているため山地モデルの適合性がよいことが分かった。今後は降雨の特徴、放棄後の状況に留意してモデルを作成し、シミュレーションより適正管理方式を検討する。本課題はいったん中止し、独法農工研の課題として継続して実施する。 |
カテゴリ | 管理技術 管理システム 中山間地域 水管理 |