| 課題名 | 黒潮域の砂泥性湾入部における生産構造の解明(103) |
|---|---|
| 課題番号 | 90 |
| 研究機関名 |
中央水産研究所 |
| 研究分担 |
黒潮研究・資源生態研 黒潮研究・生物生産研 黒潮研究・資源評価研 |
| 研究期間 | 完8~12 |
| 年度 | 2000 |
| 摘要 | 5カ年間の調査研究により、1.土佐湾陸棚上の餌料性動物プランクトン現存量は3、4月に増大して6月に急減した後低いレベルで推移し12~1月に最低となること、2.表層の低次生産物を受け取る底生生物の現存量は6~9月に減少して12~4月に増大すること、3.鍵種である陸棚上のクルマエビ科エビ類及び底魚類の現存量は底生生物現存量の季節変化に同調あるいは遅れて発現する傾向があること、4.エビ類及び底魚類の推定食物消費量から判断して食物である底生生物の現存量は十分であること、5.鍵種のエビ類を取り巻く食物関係が把握されたこと、6.陸棚上で優占するクルマエビ科エビ類4種(アカエビ、シナアカエビ、ミマセアカエビ、キシエビ)の生活史及びそれらの現存量の季節変化が把握されたこと、7.小型底びき網の漁期直前(3月)のエビ類現存量が漁期中のエビ類漁獲量の予測に有効な情報であること、等が示された。以上の結果に基づき、陸棚上の生物生産の流れを定量化するボトムアップ型及びトップダウン型の二つのサブモデルを開発し、これらを連結・統合して、土佐湾陸棚海域におけるアカエビ(鍵種)の漁期初めの現存量から漁期中の現存量の経月変化を推定する漁場生産力モデルを開発した。研究成果を年次報告書及び最終報告書にとりまとめて水産庁漁場資源課及び関係試験研究機関に提出した。今後は、モデルの検証のためのモニタリング等が必要である。 |
| カテゴリ | 管理技術 モニタリング |