課題名 |
地域有用花き遺伝資源の収集と特性評価(37) |
課題番号 |
30 |
研究機関名 |
四国農業試験場
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研究分担 |
作物開発・野菜花き研
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研究期間 |
完7~12 |
年度 |
2000 |
摘要 |
花きの品種改良は近年めざましく、すでに消滅してしまったり、消滅の危機にさらされている品種が少なくない。これを放置すると貴重な遺伝資源が消滅し、将来の育種への利用が不可能になるため、現在、栽培されている花きの品種・系統を収集し、その特性評価と保存を行う。当研究室では、四国地方に古くから栽培され、全国的にみても有数の産地となっているシンビジウムを対象品目とした。収集は地域内の栽培者から分譲を受ける方法で行い、受入品種についてパスポートデータの登録を行った。開花に至った株について、「植物遺伝資源特性調査マニュアル」に基づき1次必須項目10形質を調査した。研究期間中、110品種の分譲を受け、そのうち、48品種について特性調査を行い、ジーンバンクのデータベースに登録した。第2期ジーンバンク事業は完了したが、今後は第3期ジーンバンク事業に参画し、収集点数を増やすとともに、栄養体の保存と増殖ならびに特性調査を継続する必要がある。
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カテゴリ |
育種
遺伝資源
機能性
シンビジウム
データベース
品種
品種改良
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