ヤーコンの高品質・多収系統の開発(45)

課題名 ヤーコンの高品質・多収系統の開発(45)
課題番号 37
研究機関名 四国農業試験場
研究分担 作物開発・(上席1)
作物開発・資源作育研
研究期間 完6~12
年度 2000
摘要 昭和60年度に導入されたヤーコンは日本の風土への適応性に問題があり、未改良のままでは新作物としての定着は困難と考えられた。このため、新たに、ボリビア、ペルー、エクアドルから系統を導入し、それらを素材として1991年から交配育種を実施している。12年度は「SY201」(1991年交配)が寒地・寒冷地で多収で、塊根の外観品質が良く、貯蔵性も良かったので、「サラダオトメ」と命名し農林登録を行った。系統適応性試験では「SY206」、「SY212」、「SY217」が、生産力検定試験では「SY212」、「SY217」、「SY221」、「SY229」が多収であった。生検予備試験では2系統を選抜し、10系統の評価を続ける。系統選抜試験では30系統を選抜した。交配は30,000小花に行い、約4,000の肥大種子を得た。ヤーコンの種子は出芽性が極めて不良なため、種子培養により発芽を図っている。現在までの育成素材には優良な系統が多いが、先端技術開発研究が終了するため、完了課題とする。ヤーコンの育種は経常研究で進める。
カテゴリ 育種 寒地 機能性 ヤーコン

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