| 課題名 |
農業用資材の暑熱特性の評価(80) |
| 課題番号 |
65 |
| 研究機関名 |
四国農業試験場
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| 研究分担 |
作物開発・気象資源研
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| 研究期間 |
完10~12 |
| 年度 |
2000 |
| 摘要 |
春や秋でも日中には高温となる四国など西日本では、温度制御が可能なガラスハウスなどを除くと、ハウス(ビニール)の利用期間は限定されている。また,これまでのハウス資材の開発研究の多くは、寒さに対する保温力を中心にしてなされてきている。そこで施設の使用期間の拡大を目的とし、夏期の暑熱に対する被覆用資材の特性についてミニハウスを使って測定すると共に,透湿性を持つ資材を水耕資材として利用した場合の水温の変化を調べた。白色系の遮光被覆資材で比較すると,日射反射率の違いが夏季の内部気温や地温に与える影響は大きく,反射率が90%の資材と50%の資材を比較すると,真夏のハウス内気温と3cm地温で各々5℃,10℃低くなっていた。花芽などの日長調節に使用される日射透過率が5%以下の資材の内面が黒色である資材では,資材外側での反射率の高低が内部気温に大きく影響していた。これは反射されなかった日射が資材表面で吸収されて熱エネルギーに変換され,資材そのものの温度を上昇させているからであった。次に透湿性を有する資材を水耕栽培用資材として用いると,透湿性による資材表面からの水蒸気の蒸発によって水温が低下する。そこで,水耕資材に風を当て蒸発量を増加させて更なる水温の低下を図った。しかし,夏のガラス室内の気温は高く,風に当てることによって室温からの顕熱輸送を増大することとなり,水温の上昇を招く結果となった。
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| カテゴリ |
機能性
水耕栽培
輸送
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