課題名 | 天敵・バンカー法を核としたアブラムシ・アザミウマ類等害虫群の総合防除技術の確立(89) |
---|---|
課題番号 | 71 |
研究機関名 |
四国農業試験場 |
研究分担 |
作物開発・病虫害研 作物開発・(上席2) |
研究期間 | 止11~12~(13) |
年度 | 2000 |
摘要 | 施設ナスでのアブラムシ防除のために、天敵コレマンアブラバチと代替寄主ムギクビレアブラムシ、バンカー植物コムギを用いた天敵・バンカー法を検討した。コレマンアブラバチは代替寄主と害虫ワタアブラムシにほぼ同等の選好性を示した。秋冬期の施設栽培ナスにコレマンアブラバチを放飼すると、ワタアブラムシ高密度区(初期密度50頭/株)では天敵放飼後アブラムシ密度が株あたり80頭まで増加し、株あたり1頭以下の密度に低下するまでに2ヶ月を要した。アブラムシ定着2週間前から代替寄主とバンカー植物を導入し、天敵を放飼したバンカー法では、1ヶ月で株あたり1頭以下の密度に低下し、バンカー法が安定した防除技術であることがわかった。(研究機構-近中四農セ) |
カテゴリ | 病害虫 害虫 機能性 施設栽培 生物的防除 総合防除技術 なす 防除 わた |