課題名 | 寒冷地直播における出芽機能向上要因の解明(20) |
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課題番号 | 13 |
研究機関名 |
東北農業試験場 |
研究分担 |
水田利用・栽培生理研 |
研究期間 | 止10~12~(15) |
年度 | 2000 |
摘要 | 寒冷地の水稲直播栽培の出芽・苗立性に関わる要因を解明するため、播種後の水管理、種子の予措方法について検討した。その結果、播種深度3mm以上、播種後20日間の平均気温13.5℃以上の条件で、播種後7日間以上にわたる落水管理は苗立ち率を10~20%向上させることを明らかにした。40℃100%湿度条件下に乾もみを4日間置く処理(加温加湿処理)は、ササニシキの発芽揃いを改善し、苗立ち率を向上させた。しかし、その程度には品種間で差があり、ひとめぼれでの処理効果は明確でなかった。また、加温加湿処理の効果は休眠打破作用と異なる要因によることを明らかにした。今後、適種子予措法の解明が必要である。(農研機構ー東北農セ) |
カテゴリ | 直播栽培 水田 水稲 播種 品種 水管理 |