課題名 | 有用飼料草の低投入導入技術の開発(30) |
---|---|
課題番号 | 32 |
研究機関名 |
東北農業試験場 |
研究分担 |
草地・草地管理研 |
研究期間 | 止9~12~(13) |
年度 | 2000 |
摘要 | 林内環境下での有望草種の選定、及び放牧牛によるササ採食が有用稚樹の更新に果たす役割を明らかにすることを目的とする。裸地上ではペレニアルライグラス、リター上ではオーチャードグラスが最もよく定着した。ササは各処理区中禁牧区内で最も伸び、地表の光条件は、禁牧区で最も暗かった。ササ植生中のブナ及びスギ稚樹の生存率は、処理開始3年目で禁牧区において最も低下した。伐採跡地でもブナ稚樹の生存率は処理開始3年目で禁牧で最も低下した。林内のササは放牧牛の採食を受け、その生育が抑えられること、またそれにより地表の光条件は改善され、ササ植生中のブナやスギ稚樹の生存率を高めることが示唆された。今後、主要調査項目の継続と取りまとめを行う必要がある。(農研機構-東北農セ) |
カテゴリ | 水田 低コスト 肉牛 繁殖性改善 光条件 |