課題名 | 良質赤肉に対する消費ニーズの解明と新しい流通システムの確立(32) |
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課題番号 | 24 |
研究機関名 |
東北農業試験場 |
研究分担 |
総合研究・農村シス研 総合研究・総研5 |
研究期間 | 止9~12~(13) |
年度 | 2000 |
摘要 | 短角牛肉に対する消費者の評価及び消費拡大のための来歴・品質提示のあり方を検討し、以下の結果を得た。盛岡市在住の消費者アンケート調査から、短角牛肉に対する消費者の評価は高く、「安全」「健康」「こだわり」「個性化」などの特性を有していると認識されていることを明らかにした。また、肉色や脂肪色の外観評価についても、消費者の評価は高く、現行の牛肉の格付基準と一致していないことを解明した。さらに、購買反応曲線による短角牛肉の値頃感の分析結果は、サーロイン100gあたりの最適価格 600円、適当な価格帯250~1,200円であった。以上の結果を踏まえ、短角牛肉の地域ブランド化を図るため、EUにおける高品質地域特産の認証システム「原産地呼称制度」に基づき、日本短角牛肉版の原産地呼称制度の試案を策定した。今後、策定した試案の妥当性の検証が必要である(農研機構-東北農研セ)。 |
カテゴリ | 消費拡大 水田 地域ブランド 低コスト 肉牛 繁殖性改善 |