課題名 | 周年出荷のための2シーズン放牧・肥育技術の確立(37) |
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課題番号 | 22 |
研究機関名 |
東北農業試験場 |
研究分担 |
総合研究・総研2 |
研究期間 | 止9~12~(13) |
年度 | 2000 |
摘要 | 日本短角種について、周年出荷のために秋子去勢牛の2シーズン放牧を取り入れた肥育法および春子去勢牛の粗飼料多給型の肥育法について検討した。秋子の放牧期間中の増体量は日本短角種が黒毛和種より有意に高かった。放牧後の肥育期間は12ヶ月を越えると可食肉割合が有意に低下することから12ヶ月未満が適当である。春子の粗飼料多給型の肥育では、肥育期間が長くなることによって皮下脂肪厚や枝肉中の脂肪比率が高まるが、可食肉割合には有意な差が見られなかったことから、14~20ヶ月程度で問題はないと思われた。粗飼料のみの肥育では十分な増体が得られないため、原物重量で1日あたり体重の1%程度の濃厚飼料の給与が必要と考えられることから、検証する必要がある。(農研機構-東北農セ) |
カテゴリ | 出荷調整 水田 低コスト 肉牛 繁殖性改善 |