| 課題名 |
小胞子の分化発育過程における多窒素条件下の冷温障害発生機構の解明(53) |
| 課題番号 |
45 |
| 研究機関名 |
東北農業試験場
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| 研究分担 |
地域基盤・生理生態研
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| 研究期間 |
完8~12 |
| 年度 |
2000 |
| 摘要 |
多窒素条件で栽培したイネは、穂ばらみ期の冷温により被害が助長される。この多窒素条件が不稔を助長するメカニズムを解明するために、まず標準窒素条件および多窒素条件での水耕栽培法の確立を目指した。確立した水耕栽培のイネを用いて、分化小胞子数・デンプン充実花粉数・柱頭上花粉数・発芽花粉数の変動と葯のアミノ酸組成の変動を解析することにより花粉の発育過程に及ぼす多窒素の影響を解明することを目的とした。この結果、冷温処理をしなくても多窒素により小胞子数・花粉数・柱頭上花粉数が減少することが判り、冷温によりこれらの減少が助長され、多窒素による稔実歩合の大幅な減少の原因になっていることを明らかにした。このことは耐冷性の異なる品種においても確認した。多窒素により穂の窒素含量と葯の遊離アミノ酸含量、中でもアスパラギンが顕著に増加した。得られた結果の主要な部分は学会誌に論文として発表した。残された問題点は、多窒素が小胞子の分化発育にどのように係わるのかが未解明である点である。このことを多窒素によるアミノ酸代謝異常の観点から生化学的に解明することが必要である。また、冷温処理の結果生じた外見的に正常に見える成熟花粉の発芽受精能力が喪失している現象を生理生化学的に解明することも重要であり、新規課題で引き続き解析する予定である。
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| カテゴリ |
水田
水耕栽培
凍害
品種
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