東北中山間水田地帯における担い手の諸形態と再編方向(82)

課題名 東北中山間水田地帯における担い手の諸形態と再編方向(82)
課題番号 69
研究機関名 東北農業試験場
研究分担 総合研究・農村シス研
総合研究・農村シス研
研究期間 完10~12
年度 2000
摘要 東北中山間水田地帯における事例分析及び統計的分析から、担い手の形態と再編方向を検討し、以下の点を明らかにした。今後期待される担い手としては、従来の■個別農家のほか、■生産組織、■公社や特定農業法人があげられ、地域の実情に応じた重層的担い手形成が求められる。重層的担い手が十分機能するためには、1)従来の集落レベルを越え旧村レベルなど広域で、2)担い手間の役割の明確化と地域的調整システム形成が必要となる。3)■個別農家、■生産組織、■公社や特定農業法人の優先順位で調整するのが重要である。また、東北中山間は水稲単作化が著しく、複合部門の振興が重要である。そのためには、■高齢者や女性などを含む地域の人材活用、■直売所など地場流通・消費システムを基礎とする「多品目少量生産型」マーケティングが重要である。さらに、以上の前提として広域での土地利用調整と営農計画が必要となるが、その際、■一定の代表的地区を選定し、生活面を含む詳細な情報収集を行うこと、■兼業農家や非農家を含む地域づくりの一環として位置づけることが重要である。成果については、機関誌等に公表し、中山間水田農業再編の基礎資料を提供した。今後は、12年度から始まった直接支払制度の効果と対応のあり方について実態調査とその分析が必要である。
カテゴリ 水田 中山間地域 肉牛

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