課題名 |
だいずの高度耐病虫性品種の育成(154) |
課題番号 |
138 |
研究機関名 |
東北農業試験場
|
研究分担 |
作物開発・大豆育種研
|
研究期間 |
完58~12 |
年度 |
2000 |
摘要 |
寒冷地の大豆栽培上、大きな問題となるダイズモザイク病、ダイズシストセンチュウ、ネコブセンチュウ等について、高度な抵抗性を有する品種開発を目標に研究を実施した。ダイズモザイクウイルス(SMV)の高度抵抗性育成試験では、石名坂隔離圃場における人工接種選抜試験及び山形農試における現地選抜試験においてF2-F4集団を供試し、SMV-C、D系統抵抗性個体・系統を選抜した。ダイズシストセンチュウ高度抵抗性品種育成試験では、セルトレイを用いた抵抗性検定法により選抜した組合せの育成試験を進めた。また、ネコブセンチュウ抵抗性品種育成試験やわい化病抵抗性品種育成試験を行った。これらの試験の結果、高度耐病虫性系統および中間母本を育成し、耐病虫性の選抜法はほぼ確立されたことから、所期の目標は達成された。今後は以上の成果を活用し、高度耐病虫性と品質、収量性等を合わせ持った新品種の育成を進める必要がある。
|
カテゴリ |
育種
新品種
大豆
抵抗性
抵抗性検定
抵抗性品種
品種
品種開発
わい化
|