| 課題名 |
放牧牛のホームレンジを活用した省力輪換放牧技術の開発(239) |
| 課題番号 |
202 |
| 研究機関名 |
東北農業試験場
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| 研究分担 |
草地・草地管理研
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| 研究期間 |
完10~12 |
| 年度 |
2000 |
| 摘要 |
広域放牧地で発現される牛群の行動習性を利用した省力的な放牧システムを開発する。このため、まず放牧草地における牛群の移動や所在を昼夜を通して長期間連続的にモニタリングする家畜移動モニタリング装置を開発した。本装置を用い、2つの行動域を通路で結び、牛が自由に行き来できるようにした実験放牧地において、牛群は一方の行動域に数日間滞在し、その後他方の行動域に数日間滞在することを繰り返す、自発的転牧行動を示すことを明らかにした。また、2行動域間で1週間毎に水場を移動した場合、牛群の滞在する行動域はほぼ水場の移動に対応して変化した。これらより、自発的に転牧する牛群の行動習性を利用し、これに水場の移動による行動の制御を組み合わせることによって、広域放牧地において牛群の行動域を緩やかに誘導し、各行動域の利用の偏りを少なくし、また、低利用化した行動域の利用促進を図るなど、広域放牧地における省力的、効率的な放牧システムの可能性が示唆された。家畜移動モニタリング装置については特許を取得し、成果情報等で公表した。牛群の行動域に関して日本草地学会で4報報告した。公共牧場等の現地での行動域制御の実証が残されている。
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| カテゴリ |
飼料作物
中山間地域
肉牛
放牧技術
モニタリング
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