| 課題名 | 寒冷地向きフェストロリウムの安定栽培およびサイレージ調製技術(243) |
|---|---|
| 課題番号 | 205 |
| 研究機関名 |
東北農業試験場 |
| 研究分担 |
草地・飼料調製研 草地・飼料作物研 |
| 研究期間 | 完10~12 |
| 年度 | 2000 |
| 摘要 | 寒冷地におけるフェストロリウムの生育及び栄養成分特性を明らかにするとともに、サイレージ調製貯蔵特性並びに栄養価評価を行う。フェストロリウムの栽培特性では、耐寒性、耐病性のおいて品種間で大きな変異幅がり、また耐湿性はオーチャード等と比較しても明らかに高い草種であった。1番草の各生育ステージにおける化学成分については、フェストロリウム(Evergreen)の総繊維(OCW)・難消化性繊維画分(Ob)はいずれもチモシーより低く、出穂期以降でもオーチャードと比較して低い傾向にあった。なお、Evergreenは穂ばらみ期から急激にOb画分が増加し、オーチャードと同様の傾向であった。可溶性炭水化物含量は開花期でも乾物中15%前後を維持し、サイレージ品質も優れていた。栄養価においては、Evergreenは開花期においてもTDN値を65%前後で維持しており、良質な粗飼料を要求する乳牛向けに適することが示唆された。これらの成果は日本草地学会で口頭発表した。本研究の結果からフェストロリウムは品種間変異が大きいことが明らかになったが、Evergreen以外の品種についての給与試験データがない。今後は代表的な形質の各品種の栄養価評価を行い、適正な給与家畜(肉用牛・乳牛)の選定をする必要があり、次の課題で検討を進める。また夏期刈り取り後の高再生力品種の選定等、永続性・越夏性についての十分な検討も必要である。 |
| カテゴリ | 飼料作物 耐寒性 耐湿性 中山間地域 肉牛 乳牛 品種 |