課題名 | 家畜発育途上卵母細胞の有効利用システムの開発(257) |
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課題番号 | 216 |
研究機関名 |
東北農業試験場 |
研究分担 |
畜産・家畜繁殖研 |
研究期間 | 止12~(14) |
年度 | 2000 |
摘要 | 良質な卵母細胞の大量供給を目的として、発育途上卵母細胞の体外発育系の開発を行う。基本培養システムの構築を目指した12年度では、ヒポキサンチン及び血清を含む組織培養液を用いて培養を行い、酸素濃度についても検討を加えた結果、体外発育後に一部の牛卵母細胞が体外受精、胚発生及び着床しうることを認めた。また、ステロイドホルモンを加えることで、卵母細胞の生存率の向上に成功し、基本培養システムとして十分なものとした。今後は、卵母細胞を生体内における最大直径と同等にまで確実に発育させる条件を整えると共に、遺伝子の発現解析、胚発生試験等で卵母細胞の正常性に検討を加える必要がある。(研究機構-東北農セ) |
カテゴリ | 育種 中山間地域 肉牛 繁殖性改善 |