| 課題名 | やませの進退予測に基づくホウレンソウの播種適日予測技術の開発(298) |
|---|---|
| 課題番号 | 249 |
| 研究機関名 |
東北農業試験場 |
| 研究分担 |
地域基盤・気象研 総合研究・総研5 |
| 研究期間 | 完9~13(12) |
| 年度 | 2000 |
| 摘要 | やませによる低温をホウレンソウの栽培に利用する目的で、山形村での現地試験及び気象観測を行った。11年度までの気温とホウレンソウの播種日別発芽・生育状況の調査から、高温時に播種したホウレンソウの生育は低温時のそれと比較して良くないことが明らかとなった。また、調査地域で観測した気温データを目的変数、地形因子を従属変数として重回帰分析を行い、やませ吹走時の1kmメッシュ気温分布を推定したところ、観測点の存在しない地域で、高温域と低温域が現れた。この現象と関係の深い地形因子をみたところ、5kmメッシュの東西の傾きが大きく効いていることが分かった。12年度には、5kmメッシュの東西の傾きでやませ吹走時の気温分布がある程度説明できるのか否かを検証する目的で、重回帰モデルで再現された高温域と低温域に観測点を新たに2カ所設置した。その結果、特に日中で気温差が大きく、やませ吹走時には数キロ程度しか離れていない地点でも気温が大きく異なることが分かった。以上のように、当初計画通りの成果が得られたので、本課題は繰り上げ完了とする。成果は日本農業気象学会等で報告済みである。ただし、12年の夏のやませは弱く、強いやませのもとでも同様の現象が起こるのか否か、検証は出来ていない。このことに関しては、本課題と密接に関係する地域総合研究の中で解明し、その結果と合わせ、成果の取りまとめを行う。 |
| カテゴリ | 播種 ほうれんそう |