| 課題名 | 森林施業が鳥・小動物・昆虫の多様性に与える影響の解明 |
|---|---|
| 課題番号 | 2001001033 |
| 研究機関名 |
独立行政法人森林総合研究所 |
| 研究分担 |
森林総合研究所 森林昆虫研究領域 チーム長 森林総合研究所 東北支所 生物多様性研究グループ 森林総合研究所 森林昆虫研究領域 昆虫生態研究室 森林総合研究所 四国支所 流域森林保全グループ 森林総合研究所 多摩森林科学園 教育的資源研究グループ 森林総合研究所 木曽試験地 |
| 研究期間 | 新規2001~2005 |
| 年度 | 2001 |
| 摘要 | 1.当年度の研究目的 鳥類,チョウ,ガ,ダニ,水生昆虫の試験地の選定,調査区を設定する。ガ類,水生昆虫のサンプリングを開始する。土壌動物の施肥影響調査サンプルの同定解析を行い,混交林化の影響調査試験地を設定する。 2.当年度の試験研究方法 1)鳥類,チョウ,ガ,ダニ,水生昆虫の試験地の選定,調査区の設定 鳥類は岩手県のカラマツ・アカマツ・スギ人工林において,ガ,チョウ,ダニでは茨城県北部のスギ林において,それぞれ樹齢の異なる人工林の調査地を選定する。水生昆虫では四国四万十川流域において自然林と人工林の比較試験地を設定した。ガでは無人トラップを試作改良しつつ10林分において月二回のサンプル採取を行った。水生昆虫では自然林と人工林が卓越する二流域間の比較のためのサンプル採取を行った。土壌動物へのバーク堆肥の影響調査では,アリ類,カマアシムシ類,トビムシ類の同定,農薬(MEP)の影響ではトビムシ類の同定を行い,影響を解析した。またヒノキ単層林と,ウダイカンバ・ヒノキ複層林に混交林影響調査プロットを設定,基礎調査を行なった。 3.当年度の試験研究成果 1)鳥類,チョウ,ガ,ダニ,水生昆虫の試験地の選定,調査区の設定 鳥,ガ,チョウ,ダニの試験地は全て関連国有林の協力を得て設置が終了した。鳥類は間伐前の事前調査を実施した。チョウ類では,スギ林新植地での調査の結果,伐採後放置した広葉樹林より,スギを植えた新植地の方が草原性種数が高いことが明らかになり,草原性種の維持に新植地が役立つことが予想された。 ガのトラップも改良が進み,人間による採取と同じ程度の効率で採集できるようになり,同時多地点調査が可能となった。このトラップを用い,4月下旬から11月上旬までの調査を実施し,解析のための資料を得た。 水生昆虫では川幅,流量,底質などが似ていて近接した自然林流域(301ha)と人工林流域(343ha)を探しだし,各々の上流・中流・下流の水生昆虫を採集し,解析のための資料を得た。 土壌動物へのバーク堆肥の影響調査では,アリ類では対照区15種,施肥区13種,計20種を確認した。 トビムシは1万個体のうち約半数,カマアシムシ類300個体中250個体ほどが同定された。専門家へ同定依頼中である。MEPのトビムシ類への影響では,混交林影響調査プロットは設定し,既に3回のサンプリングを行った。 |
| カテゴリ | 病害虫 ガチョウ 施肥 農薬 |