| 課題名 | 都市近郊・里山林の管理・利用実態の解明 |
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| 課題番号 | 2001001126 |
| 研究機関名 |
独立行政法人森林総合研究所 |
| 研究分担 |
森林総合研究所 関西支所 森林資源管理研究グループ 森林総合研究所 森林管理研究領域 資源解析研究室 |
| 研究期間 | 新規2001~2005 |
| 年度 | 2001 |
| 摘要 | 1.当年度の研究目的 里山・都市近郊林地帯の森林資源の現況把握・地域類型化に向けて、農林業センサスや自然環境情報GISデータ等の収集整理に着手し、里山の地域特性の把握および木材供給力推定のための基礎情報を整備する。また里山林管理・利用実態の解明に向けた現地事例調査を開始する。 2.当年度の試験研究方法 1)これまでの里山に関する生態・造園・林政研究分野の動向をサーベイし、行政面の対応を整理した。 2)里山林の中心的な構成林である二次林に着目し、農林業センサス、自然環境情報GIS第2版の現存植生図等を資料として、GISを用いた解析を行い、近畿地方における二次林の面積、分布および樹種特性等を把握した。 3)現地実態調査は、大都市(京都市)近郊里山における竹林の管理・利用実態を、竹林所有者・竹材生産業者へのアンケート・聞き取り調査を通して明らかにした。 3.当年度の研究成果 1)農政において「中山間地域」が明確な定義を持って用いられてきたのとは対照的に、林野行政での里山の定義は明確ではなく、林野行政対象として里山を位置付けるには、里山の明確な定義が必要と考えられた。 2)近畿地方における二次林賦存状況を分析した結果、近畿地方の二次林の総面積は116万haあり、これは全森林の51%、総土地面積の34%を占めていることが明らかになった。地域的には北近畿地方に多く、その植生はアカマツ群落、クヌギ・コナラ林が中心である。他方、相対的に人工林化の進んだ紀伊半島では二次林の割合が少ないなど、その分布は地域的に偏在していることが明らかになった。 3)京都市近郊における竹林の実態調査の結果、竹林の管理・利用(タケノコ・竹材生産)が維持されている竹林は、良好な立地条件等の特定箇所に限定されてきており、地域の竹林の低質化と放置化が進んでいる現状が明らかとなった。 |
| カテゴリ | たけのこ 中山間地域 |