| 課題名 | 製材の強度性能評価技術の開発 |
|---|---|
| 課題番号 | 2001001154 |
| 研究機関名 |
独立行政法人森林総合研究所 |
| 研究分担 |
森林総合研究所 構造利用研究領域 チーム長 森林総合研究所 構造利用研究領域 材料接合研究室 |
| 研究期間 | 新規2001~2005 |
| 年度 | 2001 |
| 摘要 | 1. 当年度の研究目的 構造用製材の強度性能評価技術および強度データベースを開発するために、1)木材のめり込み強度性能の評価法について検討する。2)製材の強度データを収集するとともに、現在、運用中のデータベースにおける問題点を摘出する。3)木質構造部材の強度性能を非破壊的に評価するための可能性について検討することを目的とした。 2. 当年度の試験研究方法 1)ベイマツ製材品を用いて、試験体の寸法及び負荷条件がめり込み強度に及ぼす影響について検討した。また、めり込み強度を非破壊的に評価する可能性についても検討した。 2)データベース協力機関から強度データ収集し、これまで蓄積されたデータを元にデータ集を作成した。また、これまでに進めてきたデータベースシステムに関わる作業を問題点を摘出した。 3)木材の非破壊的強度評価技術として、レジストグラフ(F300-S)の可能性について検討した。また、福島県田島町の七ヶ岳林道に路盤材として埋設した丸太について調査した。 3. 当年度の研究成果 1)めり込み標準試験法を規定する際には、荷重ヘッドからの余長を十分(片側で材せい以上)とる必要性があることが明らかになった。また、めり込み強度性能の非破壊的に評価する方法として、ヤング係数よりもむしろ、密度やピロディンによるピン打ち込み深さの方が有効であることが明らかになった。 2)平成13年3月までに集積したデータを元に、データ集<5>を作成した。また、これまで進めてきたデータベースシステムに関わる作業の問題点について検討した結果、(1)データファイルの整合性、(2)様々な解析作業を行うためのシステム化、(3)曲げ、縦圧縮、縦引張り以外のデータフォーマットの必要性が明らかになった。なお、本データベースは、「針葉樹の構造用製材の日本農林規格」および「木質構造設計規準」(日本建築学会)の改正に対して大いに寄与し、活用された。 3)せん孔抵抗法による装置であるレジストグラフについて、測定値と密度との関係を予め求めることにより、部材内部の密度分布を推定できることが明らかになった。 林道の路盤材として埋設されていたカラマツ丸太の調査を行った結果、ピロディンによるピン打ち込み深さを連続的に測定することによって、丸太の部分的劣化を評価し、かつ丸太の曲げ強度を推定する上で有効であることが明らかになった。 |
| カテゴリ | 加工 データベース 評価法 |