課題名 | インドネシア、ベトナム等における新技術の導入条件と持続的ファーミングシステムの展開方向の解明 |
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課題番号 | 2001000981 |
研究機関名 |
独立行政法人国際農林水産業研究センター |
研究分担 |
国際農林水産業研究センター 国際情報部 国際農林水産業研究センター 畜産草地部 国際農林水産業研究センター 林業部 |
協力分担関係 |
農業技術研究機構 畜産草地研究所 水産総合研究センター |
研究期間 | 新規2001~2005 |
年度 | 2001 |
摘要 | インドネシア・ジャワ島高原地帯における温帯野菜生産地帯を対象に、各農家の野菜生産作業や経営動向とともに、生産・出荷における農業生産者組織や公的研究・普及機関の役割などについて分析し、生産体系や経営面での農家間の差異の状況を明らかにした。また、土地や水利用の動向について、農家の参加型手法により地域全体としてややマクロ的に明らかにするため、踏査線調査法を同地帯の実態に応じて適用し、水田及び畑地での収量変化と水資源状況、作付けパターンの変化などを把握・分析した。ベトナムにおいては、メコンデルタ地帯の農家の複合生産システムの実態を明らかにするとともに、畜産廃棄物を活用したバイオガスダイジェスターの導入が経営にプラスの方向になることを定量的に示した。さらに、畜産経営では、伝染病などの存在、食肉価格の不安定性、共済などの社会制度の脆弱さなどが問題となっていることを明らかにした。これらに加えて、タイの畑作と農村動向を分析するとともに、フィリピン、ブラジルにおいては、汽水域の魚業経営、農牧輪換システムについてそれぞれ調査・分析した。このように、計画に対して業務が順調に進捗している。 |
カテゴリ | 経営管理 出荷調整 水田 |