課題名 | タイ、中国等における低利用飼料資源等の栄養特性評価と調製法の開発 |
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課題番号 | 2001000991 |
研究機関名 |
独立行政法人国際農林水産業研究センター |
研究分担 |
国際農林水産業研究センター 企画調整部 国際農林水産業研究センター 畜産草地部 |
協力分担関係 |
農業技術研究機構 畜産草地研究所 農業技術研究機構 北海道農業研究センター |
研究期間 | 新規2001~2005 |
年度 | 2001 |
摘要 | 中国にて調製したトウモロコシ茎葉サイレージは、デタージェント分析、酵素分析による繊維分画では、リグニンや低消化性繊維等のパラメータが特性評価に有効であること、茎葉サイレージ調製は細胞壁分解酵素添加によって若干品質改善されたこと、吉林省内で採取したトウモロコシ茎葉サイレージ等は、pH値が高く、乳酸生成量が少なく、かつ高級VFAが検出され、醗酵素材として劣り、改善の必要があること、交雑牛30頭を使用した肥育試験では、茎葉サイレージ給与区の増体量/日は乾燥茎葉給与区に比較しやや高い傾向が認められ、かつ肉質は柔らかく上質であったことなどの成果が得られた。また、タイで調製したサイレージでは、微生物分離から、酪酸菌は少なく、良質なサイレージノ調製には、酵母及びコリ型細菌の増殖を抑える必要があることが判明している。研究は計画通りに進み、成果の一部は論文発表が行われている。 |
カテゴリ | 乾燥 とうもろこし |