課題名 | 植物ミトコンドリアへの遺伝子産物ターゲッティング技術の開発 |
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課題番号 | 2001000336 |
研究機関名 |
独立行政法人農業技術研究機構 |
研究分担 |
農業技術研究機構 北海道農業研究センター 地域基盤研究部 適応生態研究室 |
研究期間 | 新規2001~2001 |
年度 | 2001 |
摘要 | コムギの脱共役タンパク質は核ゲノムにコードされ、翻訳後にミトコンドリアに輸送されるタンパク質である。脱共役タンパク質をコードする遺伝子を3個単離した。タンパク質のミトコンドリアへの輸送には特定のシグナル配列が必要であり、脱共役タンパク質遺伝子では中央部の第2ドメインの両端にシグナル配列が存在した。このようなシグナル配列を利用すると、2種のタンパク質を同時にミトコンドリアへ輸送できる点で、従来の1種のタンパク質を輸送できる方法とは明確に異なる。この方法は、ミトコンドリアへの新規なタンパク質輸送技術として、他の植物や酵母にも広く応用できる。 |
カテゴリ | 育種 耐寒性 輸送 |