課題名 | 疎植栽培水稲の生育特性及び窒素の転流分配機構の解明 |
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課題番号 | 2001000417 |
研究機関名 |
独立行政法人農業技術研究機構 |
研究分担 |
農業技術研究機構 近畿中国四国農業研究センター 作物開発部 栽培生理研究室 |
研究期間 | 新規2001~2001 |
年度 | 2001 |
摘要 | i)栽植密度を慣行移植栽培(22.2株/?)の1/3にしても収量の大きな低下は見られず、生育中期以降に重点的に施肥することで、慣行法の510g/?に対し、561g/?の収量が得られ、また、外観品質も向上した。ii)慣行施肥法では出穂期における葉色値、光合成速度の著しい増加が認められたが、その後の減少程度が疎植栽培法に比べ大きかった。iii)生育中期重点施肥法では葉面積、上位葉面積の割合、葉身窒素濃度、葉身への窒素分配率が高まり、光合成速度は登熟後期まで高く維持された。しかし、穂の窒素濃度は重点施肥時期が遅いほど高く推移し、慣行栽培法に比べ白米蛋白含有率は増加した。 |
カテゴリ | 軽労化 高付加価値 水稲 施肥 大豆 低コスト |