課題名 |
交雑によるリンゴのカラムナータイプ育種素材の効率的開発 |
課題番号 |
2001000514 |
研究機関名 |
独立行政法人農業技術研究機構
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研究分担 |
農業技術研究機構 果樹研究所 リンゴ研究部 育種研究室
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研究期間 |
新規2001~2001 |
年度 |
2001 |
摘要 |
i)カラムナータイプ育種の素材化では、2組合せの交雑を行い、交雑果31果を収穫した。12年度に交雑し、本年播種して育成したカラムナータイプ交雑実生は8組合せ2,384個体で、そのうち7割程度をカラムナー性を有しない個体として淘汰した。カラムナー樹では短い果梗は省力の阻害要因となるが、カラムナータイプ実生における果梗の長さの遺伝解析により、カラムナータイプの果実形質と果梗の長さの遺伝とはリンクしないことが明らかとなり、果梗の長いカラムナー品種育成の可能性を示した。ii)育種年限短縮では、亜熱帯地域に属する石垣島でリンゴの生育量調査を行い、7月中旬までの時期及び11月以降の時期に著しく伸長することを明らかにした。iii)カキのわい性台木の開発を目的に、アグロバクテリウム由来の遺伝子を導入して、樹高の低い組換え体を得ることができた。
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カテゴリ |
亜熱帯
育種
かき
台木
低コスト
播種
品種
りんご
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