課題名 | 果樹園等における重金属等の動態解析 |
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課題番号 | 2001000541 |
研究機関名 |
独立行政法人農業技術研究機構 |
研究分担 |
農業技術研究機構 果樹研究所 生理機能部 根圏機能研究室 |
研究期間 | 新規2001~2001 |
年度 | 2001 |
摘要 | i)リンゴ園土壌の銅、亜鉛の含量は0~5cmの表層が最も高く、地表に近いほど多い傾向を示した。また、銅、亜鉛等を含むボルドー液散布30年未満でも、土壌の銅含量が高いことを明らかにした。銅、亜鉛の土壌への吸着形態や土壌の生物性への影響については今後つめる必要がある。ii)果樹園からの亜酸化窒素発生量は基肥施用後の3月上旬に増加が認められ、草生等の地表面管理や堆肥等の有機物施用により発生量が異なり、草生区での亜酸化窒素発生量上昇は敷きわら区の55%程度に抑えられた。また、ミカン園では、二酸化炭素と亜酸化窒素の発生量はほぼ測定期間を通じてマルチ栽培で低減できることを明らかにした。今後、マルチによる温室効果ガス発生量低減の原因を探る必要がある。 |
カテゴリ | 環境負荷低減 施肥 りんご |