課題名 |
養液栽培、養液土耕栽培における培地及び養分管理技術の検討 |
課題番号 |
2001000564 |
研究機関名 |
独立行政法人農業技術研究機構
|
研究分担 |
農業技術研究機構 野菜茶業研究所 果菜研究部 栽培システム研究室
|
研究期間 |
新規2001~2001 |
年度 |
2001 |
摘要 |
i)トマト養液栽培での培養液中Mgの低濃度栽培限界は20ppm前後で、Sは培養液からトレース状態まで吸収できるが、一定濃度以下になると生育が著しく低下することを明らかにした。今後、P成分などの残留の少ない培養液管理法を明らかにする。ii)培養液閉鎖型ロックウール栽培では、高温になるに従い、貯留排液中のNO3、K、Caが濃縮されるが、Pは濃縮されないことを明らかにした。iii)LCA評価上で最も重要な暖房燃料使用量の合理性を検討するため、暖房デグリアワーの地域分布を算出して図示した。iv)コーンスティープリカーを用いたトマトの養液土耕栽培で、慣行液肥に準じた施肥量とすることにより、慣行栽培と同程度の生育・収量とすることができた。v)生分解性プラスチック培地では、ポリ乳酸繊維95%の場合、繊維密度0.06の培地が0.08のものよりもトマトの生育が優れた。vi)通気式チャンバー法により、トマトの施設栽培土壌からの亜酸化窒素放出速度が、地温変化と対応することを明らかにした。
|
カテゴリ |
あわ
環境負荷低減
管理技術
施設栽培
施肥
茶
トマト
養液栽培
|