課題名 |
アブラナ科並びにナス科野菜の形質転換効率の改善及びニラのアポミクシス性に関する分離集団の育成 |
課題番号 |
2001000572 |
研究機関名 |
独立行政法人農業技術研究機構
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研究分担 |
農業技術研究機構 野菜茶業研究所 機能解析部 育種工学研究室
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研究期間 |
新規2001~2001 |
年度 |
2001 |
摘要 |
i)構成的発現プロモーターで制御された環境ストレスに関与する転写因子遺伝子を導入した形質転換コマツナを得た。その自殖後代では、耐凍性に関与するプロリン含量が低温順化した非形質転換体と同程度以上になることを確認した。今後、遺伝子を導入したコマツナの耐凍性を検定する。ii)小胞子培養において高再分化能を持つ系統を育成し、「はくさい中間母本農7号」として中間母本登録した。iii)トウガラシ「BGR 24-1,2」は不定芽形成能が高いことを明らかにした。ヒト型糖鎖転移酵素遺伝子を導入した形質転換トマトを28個体作出した。iv)ニラ二倍体F1世代の103個体は、いずれも単為発生(アポミクシス)性を示さなかった。単為発生性が次代に出現しない原因として、配偶子致死との密接な連鎖または多面発現が示唆された。
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カテゴリ |
あぶらな
育種
こまつな
茶
とうがらし
トマト
なす
にら
はくさい
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