課題名 | 高栄養・持続的生産を可能とする新型草地の開発 |
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課題番号 | 2001000598 |
研究機関名 |
独立行政法人農業技術研究機構 |
研究分担 |
農業技術研究機構 畜産草地研究所 放牧管理部 草地管理研究室 |
研究期間 | 新規2001~2001 |
年度 | 2001 |
摘要 | 牧草及びシバの発芽・定着に対する被覆の効果を明らかにする目的で実験を行った。不織布の利用により土壌水分が良好に保持され、種子が土壌表面に圧着されることで、種子の発芽率が数%から10%程度にまで向上することを明らかにした。また、不織布は土壌表面を這わず土壌に貫入する種子根を有する立上り個体の割合を高め、それは特にトールフェスクとオーチャードグラスでは2倍程度にも達した。立上り個体の土壌保持最大負荷重はその他の個体の1.5~2倍であった。これらの結果から、不織布利用には表層土壌の流亡・飛散を防ぐとともに、シバの1年後の定着を促進する効果のあることを明らかにした。 |
カテゴリ | 管理技術 低コスト |