畜産微生物有用形質の発現制御機構の解明

課題名 畜産微生物有用形質の発現制御機構の解明
課題番号 2001000604
研究機関名 独立行政法人農業技術研究機構
研究分担 農業技術研究機構 畜産草地研究所 品質開発部 微生物利用研究室
研究期間 新規2001~2001
年度 2001
摘要 i)がん予防に貢献するとされている細胞性免疫賦活等に有用な乳酸菌を見出すとともに、生体内での作用機作を解明するための研究を実施している。乳酸菌株とマウス由来マクロファージを混合培養しサイトカイン産生量を測定したところ、他の菌株に比べラクトコッカス属乳酸菌G50株においてマクロファージ株の細胞性免疫賦活に有用な物質であるインターロイキン12(IL-12)産生促進能が優れていることを明らかにした。また、G50株のマウスへの経口投与により、脾臓細胞のIL-12、インターフェロン-γの産生量が、対照群に比べ高く、G50株は、細胞性免疫賦活に有用であると考えられた。ii)植物性の材料を主とした257検体の試料から2,359株の乳酸菌を分離し、蛋白性の抗菌物であるバクテリオシンの新規生産菌を検索し、14株からなるバクテリオシン生産性乳酸菌のライブラリーを構築した。
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