資源循環を基本とする自給飼料の生産性向上及び高品質サイレージ調製・利用技術の開発

課題名 資源循環を基本とする自給飼料の生産性向上及び高品質サイレージ調製・利用技術の開発
課題番号 2001000632
研究機関名 独立行政法人農業技術研究機構
研究分担 農業技術研究機構 畜産草地研究所 家畜生産管理部 資源循環研究チーム
研究期間 新規2001~2001
年度 2001
摘要 イタリアンライグラスのロールベールサイレージは、ベール毎の品質むらと発酵品質の劣化が問題であるので、これらを改善する方法を検討した。i)イタリアンライグラスのロールベールサイレージを固定サイロに解体・細断して再発酵(二段発酵)させることにより、乳酸発酵が促進されサイレージのpHは4.5以下に低下して品質むらを解消するとともに発酵品質が安定することを明らかにした。ii)再貯蔵したサイレージの採食性改善効果については、元来嗜好性が低いイタリアンライグラス二番草のロールベールサイレージを再貯蔵時に配合飼料と混合することによって、嗜好性を改善できた。iii)ロールベールサイレージを解体・細断して再発酵させることにより混合飼料(TMR)調製への適合性が改善された。iv)ヘテロ発酵型乳酸菌の添加によってサイレージの好気的変敗による温度上昇が7日以上遅延することを明らかにした。
カテゴリ イタリアンライグラス 管理システム

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