動物体内および環境中の腸管出血性大腸菌の動態解明

課題名 動物体内および環境中の腸管出血性大腸菌の動態解明
課題番号 2001000655
研究機関名 独立行政法人農業技術研究機構
研究分担 農業技術研究機構 動物衛生研究所 安全性研究部 ズーノーシス研
研究期間 新規2001~2001
年度 2001
摘要 腸管出血性大腸菌(EHEC)が家畜を介して人に感染し患者発生に至った時、疫学調査を行って迅速に感染源(汚染食材等)を特定する必要がある。電気泳動法等による遺伝子の判別法がこれに有効とされているが、EHECの遺伝子型は動物体内あるいは環境中で変化する可能性が高い。そこで、動物体内および環境中におけるEHECの遺伝子型変遷の程度を明らかにする目的で研究を実施した。子牛2頭に腸管出血性大腸菌(EHEC)O26:H11を経口投与し、糞便、飼育環境(飼槽・体表)から60日間にわたって400株以上の菌を分離回収し、プラスミド・病原遺伝子の検出頻度、パルスフィールドゲル電気泳動(PFGE)による遺伝子型の変化を検討した。その結果、プラスミド・病原遺伝子は殆どの分離菌でよく保存されていることが判った。しかし、PFGEによる解析では投与1日後より投与菌と異なる遺伝子型を示す菌が多数検出され、この変異は、主としてEHECが牛の消化管を通過することで起こることを解明した。また、PFGE解析による分離菌型別を行う場合、2種類の制限酵素を用いれば由来の異なる菌でも投与菌との識別が可能であることを明らかにした。以上、現在用いられているEHEC識別法の有効性を検証した。
カテゴリ 病害虫 防除

こんにちは!お手伝いします。

メッセージを送信する

こんにちは!お手伝いします。

リサちゃんに問い合わせる