森林群落の多様性評価のためのモニタリング手法の開発と森林動態データベースの確立

課題名 森林群落の多様性評価のためのモニタリング手法の開発と森林動態データベースの確立
課題番号 2002003092
研究機関名 森林総合研究所
研究分担 森林総合研究所 群落動態研究室長
協力分担関係 武生雅明
柏瀬和之
遠藤晃(科学技術振興事業団派遣職員)
研究期間 継続2001~2005
年度 2002
摘要 当年度の試験研究方法:データベースの試作版を開発し、公開に向けて改良を行う。各試験地でデータ採取を継続し、データベース化に合わせたデータの変換作業に取り組む。当年度の研究成果:小川試験地のモニタリングデータに基づき、森林動態データベースのデータ構造を決定し、試作版を作成した。データベースは樹木の生活史の全ての段階を網羅するよう、従来、別々であった実生、稚樹、若木、成木をひとつのデータベースに統合した。全てのデータに位置と日付、生活史段階のデータを含むようデータ構造を決めた。小川試験地のデータを全て変換しデータベースに搭載することができた。データベースのインターフェースは管理者用インターフェースと一般利用者用インターフェースの2つから構成される。九州および北海道の各試験地管理者にデータの登録の方法やデータ構造を説明し、データ変換に向けた作業の準備をした。一般利用者向けサイトのWebデザインを行い、試作版を作成した。結果の意義:樹木の種多様性と森林構造の多様性は、森林に生息する他の生物群の多様性の基礎である。森林動態データベースは、この樹木と森林構造の多様性を統一的に扱うためのものであり、モニタリング手法の標準化を目指し、基本デ?タを「森林動態データベース」として近日中に公開する。
カテゴリ データベース モニタリング

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