北方林における環境保全、持続的利用の実態把握と多目的管理手法の開発

課題名 北方林における環境保全、持続的利用の実態把握と多目的管理手法の開発
課題番号 2002003145
研究機関名 森林総合研究所
研究分担 森林総合研究所 北・北方林管理研究G長
研究期間 継続2001~2005
年度 2002
摘要 当年度の試験研究方法:森林資源の循環利用の観点を取り入れた里山ランドスケープ保全の試みを道央、道東を対象に調査するとともに、ランドスケープ保全の要素となる森林所有者の経営動向と木材産業の実態調査を行った。また、森林利用実態を解明するため入林者モニタリング調査を行い、入林者のニーズ把握に取り組むとともに、土地空間の定量的把握手法を分析した。当年度の研究成果:美瑛町の耕地防風林の調査によって、この保全を図るためには農業に対する影響を考慮する必要性を提案した。また、カラマツ林施業は地域のランドスケープ維持に寄与していることを立証した。奥定山渓国有林で自動カウンターを設置して入林者数調査を行った結果、入林者数は季節・曜日・天候等で大きく異なることを指摘した。結果の意義:防風林の存在が農業生産に及ぼす影響を考慮することが、防風林保全の重要な観点の一つであることが明らかになった。また、カラマツ林地帯の特徴的なランドスケープは、施業という長年の人為的作用によって形成されていることが示された。奥定山渓国有林は住民のレクリエーション利用が活発に行われていることは分かっていたが、その実態を調査する手法が開発され、入林者数などが具体的な数字として明らかにされたのは初めてであり、今後の国有林の管理方法に重要な情報である。
カテゴリ 管理システム くり 経営管理 モニタリング

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