| 課題名 |
炭化及び堆肥化による高品質資材化技術の開発 |
| 課題番号 |
2002003203 |
| 研究機関名 |
森林総合研究所
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| 研究分担 |
森林総合研究所 主任研究官(樹木抽出成分研)
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| 研究期間 |
継続2001~2005 |
| 年度 |
2002 |
| 摘要 |
当年度の試験研究方法:オゾン処理鋸屑の堆肥化試験に取り組むこと、木酢液中の有用、有害成分の選択的分離に取り組むとともに、香気成分の植物生育機能や害虫防止機能を解明する。木質廃棄物を木材腐朽菌を用いて低コスト、安全かつ低環境負荷で分解する技術の開発に着手する。当年度の研究成果:オゾン処理試料で陽イオン交換容量(CEC)の増殖促進が認められた。オゾン処理試料は未処理に比べて高いCEC値を示すが、70を過ぎたところでレベルオフの傾向が見られた。幼植物試験、緩衝効果について分析した結果、二ヶ月の処理で堆肥化は一応達成され、オゾン処理の堆肥化促進効果が認められた。コナラ木酢液の溶媒分画の結果、抗酸化活性が最も高いのはフェノール画分であり、活性物質としてはメトキシル化フェノール4種類のうち、2,6-ジメトキシフェノール(シリンゴール)の4-メチル化体が最も高いDPPH消失活性を有していた。この物質は木酢液中での含有量も大きいことから、木酢液の示す抗酸化性の中心的要因になっていると考えられる。また、木酢液の抗シロアリ活性成分として、フェノール性物質を見出した。丸太接種試験ではそれぞれ重量減少が認められており、スギではオオウズラを接種した場合、クヌギではヒイロタケを接種した場合に重量減少が大きかった。オゾン処理による堆肥化促進効果が見られ、木酢成分に有用な抗酸化能のあることを見いだし、林地廃材・木酢液の利用拡大を図った。これらの成果は山村活性化の新しい技術となる。
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| カテゴリ |
害虫
低コスト
木材腐朽菌
りんご
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