中国等の小麦の遺伝資源の赤さび病抵抗性等の評価と育種素材の育成(522)

課題名 中国等の小麦の遺伝資源の赤さび病抵抗性等の評価と育種素材の育成(522)
課題番号 2002003067
研究機関名 国際農林水産業研究センター
研究分担 国際農林水産業研究センター 生物資源部
研究期間 継続2001~2005
年度 2002
摘要 赤かび病抵抗性では、染色体6DSに蘇麦3号由来の、SSRマーカーXgwm459で選抜可能な毒素耐性QTLを、7ASに延岡坊主小麦由来の毒素耐性QTL(寄与率26%)を認めた。蘇麦3号/GamenyaのDHLで全長9354.3cMの染色体連鎖地図を作成し、蘇麦3号のType I、Type II抵抗性、赤かび毒素耐性には異なる遺伝子が関与することを認めた。また、染色体3BSと2ALまたは2DLにも蘇麦3号の赤かび病抵抗性に関連する領域を認めた。一方、さび病抵抗性遺伝子Lr35のESTをマッピングするためのPCRプライマーを設計した。さらに、染色体2DS上の約40-60cMのギャップをSSRマーカーによって補完した。早晩性のQTL解析では、秋播き栽培の出穂日から2BSと2DS上にPpd-B1とPpd-D1を、春播き・24時間日長下の出穂日から5ALと5DL上にVrn-A1とVrn-D1を推定した。また、黒さび病抵抗性の幼苗検定では2BL、5DLおよび6DS上に3つの抵抗性遺伝子を認めた。計画とおり順調に研究が進捗している。
カテゴリ 病害虫 育種 遺伝資源 小麦 抵抗性 抵抗性遺伝子 評価法

こんにちは!お手伝いします。

メッセージを送信する

こんにちは!お手伝いします。

リサちゃんに問い合わせる