課題名 | 地盤情報の調査・解析技術を用いた防災機能向上のための要素技術の開発 |
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課題番号 | 2002002409 |
研究機関名 |
農業技術研究機構 |
研究分担 |
農業技術研究機構 近畿中国四国農業研究センター 傾斜地基盤部 地域防災研究室 |
研究期間 | 新規2002~2002 |
年度 | 2002 |
摘要 | 傾斜地の急勾配水路では水流の制御が困難であり、水路本体や付帯施設の適切な管理が防災上重要である。水路の底部に開口部を設けて分流する底部分流方式の分水工は、水路が急勾配でも高い安全性が期待できる等、未解明であった開口部形状と分流量の関係を明らかにした。具体的には、画像解析技術を導入し、近傍粒子の相対的位置を追跡する流速計測手法を開発した。これを用いた結果、実験値と平均誤差5.2%で良好に一致し、底部分流方式の分水工の適切な設計・管理に活用できることを明らかにした。 |
カテゴリ | 傾斜地 |