課題名 |
四万十川清流保全のための低環境負荷型農業生産方式の提言 |
課題番号 |
2002002410 |
研究機関名 |
農業技術研究機構
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研究分担 |
農業技術研究機構 近畿中国四国農業研究センター 傾斜地基盤部 資源利用研究室
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研究期間 |
新規2002~2002 |
年度 |
2002 |
摘要 |
i)四万十川最大支流であるN川流域の面積約260km2の農業地域において、起源別窒素負荷量推定モデルをもとに、窒素排出負荷とそれが四万十川水質に及ぼす影響を予測した。その結果、地域内で排出された家畜ふん尿を、水稲、ショウガ、大豆など土地利用型作物の堆肥として積極的に活用し(現行の2割増)、これによって生じた過剰の窒素を、化成肥料などの削減で補うことにより、河川水の年平均窒素濃度が1割程度低減できることを明らかにした。この方式は、堆肥センター等の堆肥製造能力の補強を必要とするが、作付け面積や飼養頭羽数など、収益に直接関わる要因ではないため、現地農家にも比較的受け入れやすい方式と考えられた。ii)ユズ果皮の水溶性中性画分にメヒシバ等雑草の発芽・生長抑制成分が多く含まれることを明らかにした。
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カテゴリ |
肥料
病害虫
管理技術
傾斜地
雑草
しょうが
水稲
大豆
ゆず
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