形状記憶合金(SMA)バネを使用した簡易栽培施設の環境調節技術の開発

課題名 形状記憶合金(SMA)バネを使用した簡易栽培施設の環境調節技術の開発
課題番号 2002002429
研究機関名 農業技術研究機構
研究分担 農業技術研究機構 近畿中国四国農業研究センター 野菜部 施設栽培研究室
研究期間 新規2002~2002
年度 2002
摘要 トンネル栽培において被覆材裾の上げ下ろしによる換気作業は、1回の操作(上げ下ろし)に10a当たり約2時間を要する。これまでにも形状記憶合金(SMA)バネを被覆材の裾上げ作業に利用した例はあるが、SMAバネの材料特性により裾下ろし作業は自動化できなかった。そこで、SMAバネに適切な荷重を与えた状態でトンネルに設置することにより、SMAバネが温度変化に対応して伸縮するようにし、トンネル裾の上げ下ろしを自動化した。その結果、前述の換気作業時間を実質0時間にすることが可能となり、また、日中のトンネル内気温も植物生育に適した温度(20-30度C)に維持できることを実証した。
カテゴリ 中山間地域 養液栽培

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